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連帯保証人には絶対になったらアカン!

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    私ごとになりますが、私は清風高校という、徹底した厳格な校則を持つことで有名な学校に通っておりました。

    毎日朝礼があって、朝礼では仏教からビジネスまで、幅広い知識と人脈を持つ学園長先生が様々な訓話をして下さいました。

    その学園長先生のお話で、今も心に残っている、法律絡みのお話があります。

    それが、この記事のタイトル

    連帯保証人には絶対になったらアカン!
     

    先生が特に強く念を押されたのが、お金の貸し借り、金銭消費貸借契約の連帯保証人になるな、ということでした。

    その後、大学で法律を勉強し、今こうして行政書士として仕事をしてみると、連帯保証人になるということのリスクをひしひしと実感する次第です。

    保証人・連帯保証人とは

    保証人とは、本当に荒っぽく簡単に言うと、「万一の場合に、借金した人の肩がわりとして貸主に返済する人」です。

    自分がお金を借りたワケでもないのに、実際に借りた人(法律用語では「主たる債務者」と言います)が返済できない場合は、その人に代わって貸主に弁済する責任を負ってしまいます。

    これだけでも「いい迷惑」というところですが、連帯保証人となると、さらに状況は過酷になります。

    連帯保証人には、

    • 催告の抗弁権
    • 検索の抗弁権

    がない、と民法では定められています。

    催告の抗弁権とは、保証人が仮に借金の肩がわりを貸主に求められた場合、「先に借りた本人に言って下さい」と言うことの出来る権利です。

    検索の抗弁権とは、貸主が借りた本人に返済を求めた後で保証人のところに借金の肩がわりを求めに来た場合であっても、

    • 借りた本人に返済能力があること
    • 債権(お金)の回収の執行が容易であること

    を証明して、貸主が借りた本人に執行をかけるまでは返済を拒むことの出来る権利です。

    これらの抗弁権を認められないということは、、、

    仮に貸主から、何の前触れもなく借金の肩がわりを求められた場合、連帯保証人は問答無用で返済の義務を負うということになってしまうのです。

    結構、怖くないですか?

    民法上、保証契約は書面で行わなければならないとされています。

    ですので、学園長先生は、

    絶対に連帯保証契約の判をついたらアカン!

    たとえ親友の頼みであってもアカン!

    と、強く念を押して下さったのです。

    それが原因で長年の友情が壊れるのをなんぼでも見て、聞いてきたから、と。

    では、ただ無下に親友の頼みを断っても良いのかというと、、、

    これも学園長先生のお言葉です。

    カネを貸すのではなく、智慧を貸せる友人になりなさい、と。

    法律専門家となった今、そのお考えに心から同感です。

    皆様も、もしお金の貸し借りで保証人になることを求められた際は、くれぐれも熟考のほどを。

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